中村民雄

なかむらたみお

中村民雄は、日本の法学者。法学博士。専攻はイギリス法、ヨーロッパ法(EU法)。

1959年に大分県で生まれる。1983年、東京大学法学部卒業。1987年、連合王国・ロンドン大学法学修士課程修了。法学修士(LL.M.)。1991年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。

1991年、成蹊大学法学部助教授に就任。1999年には、同大学法学部教授に昇任。同年9月より東京大学社会科学研究所に移籍。比較現代法大部門・アングロサクソン法分野助教授就任。

〔主要業績〕

  1. 『EC競争法概説』(翻訳、1989年、商事法務研究会)
  2. 『イギリス憲法とEC法―国会主権の原則の凋落』(1993年、東京大学出版会)
  3. 『欧州憲法条約:解説及び翻訳』(2004年、衆議院憲法調査会)
  4. 『EU研究の新地平―前例なき政体への接近』(2005年、ミネルヴァ書房)