ダヌータ・ヒュープナー

ダヌータ・ヒュープナー
© European Community, 2005

ダヌータ・ヒュープナーは、ポーランドの学者・政治家。経済学博士。名誉法学博士。現在、欧州委員会委員(地域政策担当)。

ダヌータ・ヒュープナーは、1948年4月8日に、ポーランドのニスコ(Nisko)で生まれた。1971年、ワルシャワ経済学院にて経済学修士号取得。1974年、同学院にて経済学博士号取得。1980年、同学院にて国際経済関係論で教授資格取得(Habilitacja、ハビリタツィオーン)。1981年から1987年まで、ワルシャワ経済学院発展途上国研究所副所長。1987年には、ポーランド統一労働者党(当時の社会主義独裁政権党)を脱党。1988年から1990年まで、フルブライト奨学金でカリフォルニア大学バークレー校に留学。この間に、ポーランドの民主化が実現する。

ダヌータ・ヒュープナー
© European Community, 2005

1991年から1994年まで、ワルシャワ開発戦略研究所副所長。1992年、ポーランド大統領により教授号授与。1994年以後は、主に政治・外交の実務で活躍。2003年から2004年にかけて、ポーランドの欧州問題大臣。2004年5月1日にポーランドがEUに加盟した際に、欧州委員会の委員となる。2005年には、サセックス大学より名誉法学博士号授与。

家族は娘のエヴァ(Ewa)とカロリーナ(Karolina)。