ジャック・バロ

ジャック・バロ
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ジャック・バロは、フランスの政治家。1937年2月3日イシンゴ(Yssingeaux)生まれ。政治家ノエル・バロ(Noël Barrot)の息子。自身の子どもは、ジャン=ノエル(Jean-Noël)、エレーヌ(Hélène)、マリ(Marie)の1男2女。

1988年から1993年まで中央連合(Union du centre)、1991年から院内会派会長、1993年から1995年までフランス民主連合(Union pour la Démocratie Française)院内会派副会長、2002年から2004年まで国民運動連合(Union pour un mouvement populaire)院内会派会長。

公職の経歴は兼職のためにかなり複雑である。

まず、イシンゴ市に関するものを挙げれば、1965年から1971年まで、イシンゴ市会議員。1971年から1977年と、1983年から1989年までイシンゴ市長補佐(adjoint au maire)。1989年から2001年までイシンゴ市長。

また、1966年から2001年まで、オト=ロワール(Haute-Loire)県会議員を兼職し、1976年から25年間に亘って県会議長をつとめている。

さらに、ジャック・シラク内閣、レモン・バル内閣、アラン・ジュペ内閣では副大臣(secrétaire d'État)や大臣(ministre)をつとめている。

2004年4月にミシェル・バルニエ委員の後任としてプローディ欧州委員会の地域政策担当委員となる。同年、バローゾ欧州委員会でも留任し、欧州委員会副委員長(交通担当)に就任。